スキル習得とレバレッジ

こんにちは。

今日は、スキル習得とレバレッジについて書い
てみます。

私は独学でシステムエンジニアのスキルを身に着けました。

最初のPCを購入してから約3年でソフトハウス
に入社しました。

実際には、PCを購入後も1年ほどは放置状態でし
た。
しかし、当時の給料が15万円の中、購入した20
万円のPCなので、さすがに元をとらなくては
・・・と、奮起し雑誌やソフトウェアを購入
しながらいじっては理解、いじっては理解とい
う独学でのスキル習得でした。
なにしろインターネットも無い時代ですから。

ただ、知識が無いのは世間も同じで、

「Windowsを知ってます」

「いじれます」

というだけで、ソフトハウスに就職できました。
※もちろん、それまでの人間関係の積み上げと
かがあってのことでしたが。

今ふりかえると、これが最初にレバレッジが効いたところです。

そして、ソフトハウス入社後は、
ユーザサポート、インストラクターを主な仕事
としながら、社内システムの開発に自ら手を
上げ、任せていただけることになりました。
Access1.0での開発です。
多分この時には個人OfficeProを持っていて、
自宅で腕を磨いていたのだと思います。
(記憶があいまいです)

その後、約2年でソフトハウスは退社し、
お付き合いのあったSEさんの紹介で、
VisualBasic4.0での受託のお仕事をす
ることになります。

やがて常駐の仕事に切り替え、本格的に
VisualBasicを使うようになります。

最初の仕事はお客様の新人さん
(2年生位)2人とチームを組み、教育も兼ねて
共通部品開発を手掛けました。

ちなみに、教える側の私自身もVisualBasicは
1年生位だったので、教える方も教わる方も、
キャリアに変わりはなかったんですが、

当時流行りの「ActiveX」に
ついての知見をもっていたことが、
圧倒的な違いを生みました。

これもレバレッジポイントですね。
人が知らない技術を知っていること。
この場合技術の難易度自体は問われないという
ところが、ポイントです。

知ってるモノ勝ちです。^^

その後数年、開発の仕事を手掛けていきました
が、開発者としてキャリアを積むことに不安を
感じ、データベース管理者
としての資格を取ることになります。

当時からデータベース製品としては「Oracle社」
がトップのシェアをもっており、Oracle社の
認定する「Oracle Master Plutinum」が
最も上位の資格として価値を認められていました。
この資格を持っているだけで一種、カリスマ
されるような資格でした。
実際、身近でこの資格を持った人に当時は
あったことがありませんでした。

約半年、集中に集中を重ね勉強を重ねた結果、
めでたく「Oracle Master Plutinum」資格を
取得しました。

でも、

勉強したのは「半年」ですよ!

とうぜん、それまでの経験が生きたことはいう
までもありませんが、今書いてきた通りの
経歴ですから、特別な経験はしていません。

正直、「やるか」、「やらないか」
だけですよね。

契約先にもよるので、一概には言えない部分も
ありますし、今回の趣旨とは外れるので、
詳しくは書きませんが、資格取得前後で、
お仕事の契約単金は10万円アップしました。
(月額です。^^)

資格取得には、受験費用、教材で合計約20万円
ほどかかりましたが、
2カ月で回収できました。^^

取得してみて判ったのですが、
データベース管理者って、希少性が高いんです。

開発20人のチームで1人位。3人いたら「多いね」
といわれます、
(つまり大規模な開発チームということ)

これは、募集人員も当然ながら少なくなるわけ
で、諸刃の剣ではあるのですが。
ここで効いてくるのが、「資格」です。

資格のありがたいことは「実績」を積むほど、
「説得力が増す」、という点です。

最近では業務経歴を見せるだけで納得されるこ
とが多く、
以前のように

しゃべらなくても案件が決まる

ようになってきました。^^

今回のまとめ

  • スキルを習得するなら、希少性の高い分
    野を狙う。
  • 資格を取得するなら、権威、ステータス
    として認知されている資格を狙う。
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